バンレイシ科
自分が育てているバンレイシ科に分類される植物をご紹介します。
過去には日本でもブームになったこともあるのに、いつの間にか忘れ去られた謎の熱帯果樹ポポーが属する科です。
熱帯から亜熱帯に分布しておりその実は日本では殆どお目にかかれません。
ポポー
殆ど熱帯、亜熱帯に分布するバンレイシ科では珍しい温帯に分布するポポー。
だから寒さに異様に強く北米の極寒にも耐えるらしい。
実を食して種から育ててもう10年近く経つが開花の気配は全くない。
ポポーの要点
- 種からの発芽に1年以上かかった。
- どの落葉樹よりも早く落葉し翌年一番遅く新葉を出す。
- 成長は矢鱈に遅い。
- ホームセンターに色々な品種の苗が売っている。
- ウチのポポーは在来種と呼ばれる無品種。
- 絶対に諦めないという忍耐を与えてくれる。(笑)
ビリバ
デリシオサと言う品種は一説には世界一美味いらしい。
ネットで何でも手に入る時代だがコイツの実を売っているのを見たことがない。
ならば育ててその味を確かめるしかない。
気難しい熱帯果樹が多い中で比較的丈夫で育てやすい。
ビリバの要点
- 発芽率は高い。
- 比較的寒さに強い
- 枝や幹にしなりがなく折れやすい。
- 新芽がもげ易い。(葉柄が脆い?)
- ポポーに比べれば成長は早い。
- 比較的水枯れに強い。
- 害虫は殆ど付かない。
アテモヤ
バンレイシ科の釈迦頭とチェリモヤを掛け合わせたのがアテモヤ。
ものは試しと沖縄の栽培農家のオンラインショップで実を購入して食してみた。
アフリカンプライドと言う品種らしい。
味はなんとも形容しがたいトロピカルなカンジ。
果物としてとびきり美味いかと言われるとちょっと首を傾げてしまうが、美味いことは美味い。(笑)
アテモヤの要点
- 発芽率は高い。
- 根が弱いのか幹が自立出来るまでにかなり時間がかかった。
- 寒さに非常に弱い。
- 葉が擦れると薬草のように匂いがする。
- 葉の表面は起毛しててフェルトの様な肌触り。